神戸スタディーズ#2
この講座では、大地、海、そして双方のあわいである“水際”という3つのエリアを設定し、地形などそれぞれ注目すべきポイントにフォーカスしながら神戸のまちに迫ります。
タイトルにある「地−質」とは、一般的な「地質」の意味合いを含みながらもそれだけではなく、都市や建築のありようやその行方をより深く考えていくための一つのきっかけづくりを目指した言葉です。その場所や土地のキャラクター(あるいはクオリティ)を再確認すること、またそして普段わたしたちの目に見えている都市や建築の空間的・時間的な表層から深層へと降り立つ体得的な知の獲得をめざすこと、などの意を込めています。
主なフィールドとして、旧居留地・元町・三宮に代表される神戸、そして隣り合う港町でかつより古い歴史をもつ兵庫を選び、都市「神戸」が位置付く大きな空間的骨格の把握を目指します。
「神戸スタディーズ」とは:
“神戸ってどんなまち?/ What kind of town is it as Kobe?”
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)が2013年より主催する講座。さまざまな専門分野から講師を招き、レクチャーやフィールドワークを実施しながら新たな視点によって神戸を捉える試みを行っている。
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神戸スタディーズ#2 地-質からみる神戸
日時
第一回 6月26日[水] 19:30-21:00
第二回 7月10日[水] 19:30-21:00
第三回 8月 3日[土] 13:30-15:00
第四回11月10日[日] 13:30-17:30
場所
デザイン・クリエイティブセンター神戸3階301
11/10(土)のフィールドワーク時のみ、神戸市内を予定
講師等
講師:松田法子(都市史・建築史研究者)
モデレーター:芹沢高志(デザイン・クリエイティブセンター神戸 センター長)
主催:デザイン・クリエイティブセンター神戸
実施レポート
実施レポート(KIITO)
報告書
『神戸スタディーズ 時間と空間を横断しながら、足元を見つめる』(2014年,デザインクリエイティブセンター神戸)