戦後空間シンポジウム02

技術・政策・産業化 ―1960年代 住宅の現実と可能性―

主催:日本建築学会 建築歴史・意匠委員会 戦後空間ワーキンググループ
日時:2019年1月14日(月・祝)13:30-17:00
場所:建築会館(東京都港区芝5-26-20)会議室301・302
主旨
第2回シンポジウムは「技術・政策・産業化」という構成で1960 年代を考えます。
例えば、岩波新書版「日本の近現代史(全10巻)」の1960 年代に焦点を当てた第8巻、武田晴人著「高度成長」で、建築に関する記述は、唯一、第2章でのnLDK という概念の成立と団地の登場です。この点は、高校の日本史の教科書でも同様です。
1960 年代、建築と社会は、住宅で結ばれていたというのが近現代史の側の見解です。そこで、1960 年代の住宅を、技術・政策の両面から分析しつつ、今日、産業と呼ばれる迄に成長したこの分野が、いまだ可能性であった時代の住宅の現実を振り返りたいと思 います(内田)。

プログラム
1. 主査挨拶(松田法子)
2. 開催趣旨(司会:内田祥士)
3.「技術」松村秀一(東京大学特任教授)
4.「政策」平山洋介(神戸大学教授)
5. コメント
  祐成保志(東京大学准教授)
  磯達雄(フリックスタジオ)
6. 質疑応答 
8. 振り返って(司会)
9. 閉会

参 加 費:会員1,500円、会員外2,000円、学生1,000円(資料代含む,当日会場でお支払いください)
定  員:70名(申し込み先着順)
申込方法:建築学会HPよりWeb 申し込み 
問 合 せ:日本建築学会事務局 事業グループ 一ノ瀬 TEL:03-3456-2051 E-mail:ichinose@aij.or.jp