#08 大辻都

第8回 フィールドワーク・セッション

講師:大辻都
2021/03/26(金)
(Zoomによるオンラインレクチャー)
19:00-20:00 Lecture
「記憶と創造の旅 ーマリーズ・コンデの文学と料理」
20:00-21:00 Session
「食のポリフォニー」大辻都・仲野麻紀・管啓次郎
進行 松田法子

◆大辻都プロフィール
東京都出身。京都芸術大学准教授。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。博士(学術)。専門はフランス語圏文学。
著書に『渡りの文学 カリブ海のフランス語作家マリーズ・コンデを読む』(法政大学出版局、2013年)、ドミニク・レステル『肉食の哲学』(左右社、2020年)他。

◆参加方法
お名前(ご所属)・メールアドレスを記入の上、info@matsuda-lab.netへメールでお申し込みください。お申し込みの方へ当日までにZoomリンクをお送りします。

◆開催主旨
マリーズ・コンデ(1934-)は、カリブ海のフランス海外県の島グアドループ出身の女性作家です。ソルボンヌ大学で英文学を学んだあと、4人の子供たちとアフリカ各地で暮らし、1970年代半ば以降に作家として小説を発表。のちコロンビア大学教授となり、2018年には(同年スキャンダルに揺れた)ノーベル文学賞の代替賞を受賞します。
アフリカ-アメリカ-カリブを往還する身体と心性が渦巻く作品群。そうした創作活動や、日常とともにあるマリーズの料理。今回のフィールドワーク・セッションでは、マリーズ・コンデ研究者の大辻都を迎え、マリーズ・コンデの文学と、料理、旅や土地について思考します。
第二部では、フランスを拠点に活動し料理や食も重要なテーマとするサックス奏者の仲野麻紀と、エドゥアール・グリッサンやマリーズ・コンデなどカリブ海文学を知悉する表現者の管啓次郎を交えてトークセッションを行います。

◆ゲストプロフィール
仲野麻紀|フランスを拠点に活動するサックス奏者。各地で演奏活動を行う。聴く・食べる・生きるをテーマにしたアソシエーションArt et Cultures Symbioseを設立。音楽・旅、料理・食をテーマにした著作に、『旅する音楽ーサックス奏者と音の経験』せりか書房、2016、「ごはんを作る場所には音楽が鳴っていた」けいそうビブリオフィル連載、2018- など。
管啓次郎|詩人・翻訳者・比較文学者。明治大学理工学研究科建築・都市学専攻総合芸術系教授。カリブ海文学の訳書に、マリーズ・コンデ『生命の樹 あるカリブの家系の物語』(平凡社ライブラリー、2019)、エドゥアール・グリッサン『第四世紀』(インスクリプト、2019)、『〈関係〉の詩学』(同、2000)など。『ストレンジオグラフィ』『島の水、島の火』ほか、旅と土地をテーマにする著書・詩集多数。
主催:京都府立大学 松田法子研究室 
問い合わせ:info@matsuda-lab.net