宮津新浜の芸能文化と都市史

2016-


 かつて芸者や遊女のいる遊所として栄えた京都府宮津市の新浜地区。天橋立で有名な宮津はまた、北前船や丹後縮緬で隆盛した湊町であり、商業の地でもありました。その汀に展開していた遊所の諸相を、建築・街区、遊所の社会構造、芸能、文学、古写真などを手がかりに探っていきます。

関連項目

宮津 ―海、音色、声、記憶

京都府立大学地域貢献型特別研究〔ACTR〕2017年度成果報告会


日時:2017年10月28日(土)18:30-20:30/会場:カフェ・ドゥ・パン/ 〒626-0001京都府宮津市文珠468(智恩寺山門横海側)/定員:50名(申し込み不要/当日先着順)会費:無料/開催主旨/昨年度宮津では,ケラーマンが1911年にベルリンで刊行した書籍『SassayoYassa』(さっさよやっさ,日本の踊り)の新訳が発表されました.これは宮津の「茶屋町」を舞台とする,さまざまな音と陰影に富んだ書物です. 今年度わたしたちは,日本についてケラーマンが書き記したもうひとつの作品『日本散策記』の宮津関係箇所のはじめての全訳を進めています.今回その中から,「日本の小さな町(宮津)」「暮らし」「祭」など,100年前の宮津の日常や祭りの活気を記した箇所を抜粋して朗読し,はじめてご紹介します.翻訳者は林立騎氏,朗読は管啓次郎氏です./当日上映予定の映像では1世紀の時空を超えてケラーマ

記録映像「さっさよやっさを探して」

2016年


監督:古木洋平/翻訳:林立騎/声 :管啓次郎/製作:松田法子/2016年/京都府宮津市/HD/28分/京都府立大学ACTR/概要/明治末に丹後宮津を訪れたドイツ人作家、ベルンハルト・ケラーマン。彼が残した『SassayoYassa.JapanischeTänze』(さっさよやっさ、日本の踊り/1911年)を導きに、その舞台となった“茶屋町”の痕跡を追う。天橋立をのぞむ廓かつ芸者町だったある町の現在、芸能の古今、最後の新浜芸妓たち。茶屋町を生活史の視点からも捉えなおし、そこに生きた人々の聲を聞く。/これまでの上映情報/2017.04.27 於 京都府立京都学・歴彩館グランドオープンイベント(国際京都学・歴彩館/京都市)/2017.02.19 於 シンポジウム「宮津新浜の芸能文化と社会・人・まち」(みやづ歴史の館/宮津市)〔鑑賞者約120名〕/2016.11.19 於京都府立大学桜楓講座(京都

「宮津新浜の芸能文化と社会・人・まち」

京都府立大学地域貢献型特別研究〔ACTR〕2016年度成果報告会


「宮津新浜の芸能文化と社会・人・まち」/京都府立大学地域貢献型特別研究〔ACTR〕2016年度成果報告会/日時:2017年2月19日(日)13:30-16:30/会場:京都府宮津市みやづ歴史の館文化ホール(286席)/開催主旨/今から100年と少し前、ベルンハルト・ケラーマンというドイツ人作家と、カール・ヴァルザーというスイス人画家が宮津に滞在していました。ふたりは特に宮津の「茶屋町」に深い印象をもち、茶屋町に生きる人々の様子や豊かな芸能文化についての記事と絵を『SassayoYassa.JapanischeTänze』(さっさよやっさ、日本の踊り/1911年)という美しい本に仕立て、ベルリンで出版します。/現代の宮津にはないそれらの茶屋町や茶屋とは、一体どんな所だったのでしょうか。また、茶屋町に生きた人びとや芸能文化は、その後どうなったのでしょうか。/失われた茶屋町の姿や芸能の痕跡を追っ

名所の遊所 天橋立と宮津新浜

京都府立大学 桜楓講座


開催日/:/2016年11月19日(土)10:00-12:00/会場/:/京都府立大学 稲盛記念会館1階 102講義室 (定員200名)/報告/:/松田法子「名所の遊所 天橋立と宮津新浜」/--名所・天橋立の写真絵はがきには、橋立を背景にする大勢の舞子・芸子が登場します。彼女たちは京都の芸舞子だったのでしょうか?実はそうではなく、そのほとんどは天橋立からほど近い宮津の海沿いに存在した遊所「新浜」の芸舞子だったと思われます。/諸国廻船の寄港地としても知られる港町宮津。その遊所である新浜は、どのような成り立ちや特徴をもつ場所だったのでしょうか。明治期の新浜に滞在した外国人作家が詳しく書き残した町や人々の情景なども手がかりにしながら、埋もれた「芸」の記憶や証言を拾い集め、宮津新浜の歴史を考えます。/(本報告は、京都府立大学地域貢献型特別研究〔ACTR〕2016年度採択研究/「宮津市新浜地区におけ